2021年あけましておめでとうございます
2021年あけました。おめでとうございます。
本年も仏像部よろしくお願いいたします。
昨年の活動としては、仏像総選挙2020をおこないました。
700件以上にも及ぶ仏像ファンからの投票をいただき、
みなさんの推し仏はどの仏像なのか投票。それをネットで生配信し大いに盛り上がりました。
その結果はこちら。
総選挙以降はコロナが猛威をふるい、仏像部としての活動や個人としての活動も制限されてしまう散々な年でした。
まだまだコロナが収まる気配はありませんが、ここは仏のパワーをお借りして早く収束することを切に願っています。
さて、今年は丑年。牛に関連する仏といえばやっぱり大威徳明王ですよね。
水牛にまたがり六面六臂六脚という仏の中でも異形の中の異形。
五大明王のなかでは西方の守護している。
出会う機会はそこまで多くない仏像ではありますが、代表的なものだと東寺、醍醐寺、真木大堂などの大威徳明王が有名です。
仏像自体もそうですが、水牛の個性もさまざまで怖い大威徳明王の表情とは対照的な姿が見る人を癒してくれます。
今回はそんな個性的な水牛さん達を紹介していきます。
◎東寺
(画像)東京国立博物館ブログより
頭や胴体は左右対称で無表情っぽくなんだかクールな印象を受けるが、コンパクトに折り畳まれた足、大きいお尻やしっぱがとてもキュート。東寺展では360度から眺められこの水牛に釘付けでした。
◎醍醐寺
(画像)醍醐寺ウェブサイトより
水牛といったらやはりコレ。思わず吹き出してしまうくらい、なんとものほほんとした顔で超癒されます。
蹄は意外と写実的なんですよね。
◎真木大堂
(画像)真木大堂ウェブサイトより
まんまるな黒目がとってもキュート!首のしわ?がこの水牛が経てきた苦労や歴史を彷彿とさせ威厳すら感じます。まさに神の使いとしてふさわしい造形。
◎石馬寺
(画像)石馬寺ウェブサイトより
思わずこっち見んなwwといいたくなるように左に顔を向け、今にも立ち上がって動き出しそうな躍動感に力強さや迫力をとても感じます。
◎奈良国立博物館
(画像)奈良国立博物館データベースより
ネットで偶然見つけた仏像。デフォルメされ、無駄を極力省いたシンプルな造形。小さく身をかがめ、あくまでも脇役に徹する姿にキュンとしちゃいます。
いかがでしたでしょうか。5つだけの紹介でしたがそれぞれ個性があって素晴らしいですよね。ぜひここの水牛さんはいいよ!等情報ぜひぜひお待ちしております。
今は水牛のようにじっと耐え事態が良くなるようステイホームしてコロナに打ち勝ちましょう!それでは!