ブログ

オススメしたい、仏なホテル。

みなさま、お元気でしょうか?
梅雨なんだか真夏なんだか、よくわからない謎の気候に
イマイチ体がついていかないタナハシですこんにちは。
本日は、昨秋に法事で西へ行った際、泊まったお宿が面白かったので、
ご紹介したいと思います。
お寺&仏像好きには、ドンピシャなはず…!
エントランス撮り忘れ、fashionpressさんより引用。

 

2020年の9月にオープンした新しいホテルで、
名前からもわかるように、お寺とお宿が共存している…
でも、宿坊ではない、ニュータイプのホテルなんです。
浄教寺は、創建500年超の浄土宗のお寺。
平重盛が建てたお寺だったそうで…
一間毎に四十八体の阿彌陀如来を安置、四十八燈の燈籠を掲げ、鐙籠堂と称されたのが始まり。堂内では若い48人の着飾って花を持った女性たちが静かに礼讃や念仏を称えながら行道礼拝し、平重盛は中央の蓮台に端座し瞑目聴聞していた。(「京都観光Navi」より引用)
堂内に、48人の着飾って花を持った女性たちが…!
脳内で再現するだに、平家の“栄華感”、半端ないすね。
ちなみに、重盛の死後、今の地に移ったとのこと。
浄教寺さんは1階にあって、ホテルのエントランスやフロントと隣り合っています。
昔から浄教寺内のあしらいとして使われていた彫刻作品が壁面に飾られていたりして、新しい建物ながら趣が感じられることこの上なし。
壁面に飾られている木彫作品は、古くから浄教寺で使われていたもの。

 

浄教寺の鬼瓦、デフォルメ具合がキュートである。シーサーっぽさある。

 

ロビー側から、お寺の中が見える仕様。
お部屋は、モノクロームなTHE 和モダン。
墨絵の中に入り込んだかのような雰囲気で、落ち着きます。
しかも、お高い料金設定ではない…!
海外の人ウケよさそう。
毎朝、住職が行う定刻の「朝のお勤め」にも参加できる、というのも大きな特徴ですよね。
ええと、わたしは遅起き気味で参加しなかったんですけれども…
お寺の見学は、朝以外でもできるから…!安心してください!!
こちらで会える仏像は、本尊の阿弥陀さん(遠くに見える感じ)と、
こちらの地蔵菩薩さんです。
鎌倉時代の地蔵さんで、穏やか〜な優しい佇まい。
遠くに見える。

 

朝も昼も夕も、穏やかなお顔で迎えてくれる。ちょっと眠そう。
そしてそして、このホテルの“おいしい”点は、もうひとつ。
そう、おいしいってそのままリアルに朝食がおいしいんです。
福岡県は糸島の和食の名店「僧伽小野(さんがおの)」の2店舗目、「 京都浄教寺店」が2階に入っているのです…!
テンションが上がって、2000円の朝食を予約してしまいました。朝から天ぷら、鯛…家康か(イメージ)。

 

こちらはお値段2000円也。3つある朝食メニューの「光明」というセットです。
ここから、お茶漬けにしていきます。鯛茶漬けだいすき…
ところで、生麩田楽って、なんであんなにおいしいかね。
京都ならではの素材を使ったゴージャスな朝食なので、すこーしお値段しますが、満足度は高し。
京都河原町から徒歩3分。アクセス至便!
仏像にも会える、お寺でおニューなホテル、状況が落ち着いた折に、いかがでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA