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仏教の童話(+お役立ち花粉情報)

こんにちは!仏像部花粉薬分析担当のニャンピョウです。

 

毎日花粉の飛散が悲惨で花粉症の人は困っちゃいますよね。一年前のブログでは自分ザイザルを推してたんですけど、病院で処方されるアレルギー薬に新しいものが出たんですよ。これが眠くなりにくいうえにそこそこ効くので、今年はビラノアをお勧めしたいです!

それでも春は重症な場合やっぱり飲み薬だけじゃピタッとは止まらないので、辛い時はアルガードクイックチュアブルという舐めて溶かすか噛み砕くチュアブルを併用してますが、こちらは喉乾くのとちょっと眠くなる!ビラノアの眠くならなさ相殺されちゃう!なんだかんだ人それぞれ効く薬は違ってくるとは思いますが、ザイザルで眠くなってしまう方にはビラノア、お勧めです!市販はされていないので、病院で処方してもらってくださいね!

 

あとは資生堂dプログラムのアレルバリアミストがマスク肌荒れやアレルギー肌荒れにおすすめです。マスクによる口周りの肌荒れが私は改善しました(ここまで全て個人の感想です)

 

 

はい。仏像と関係のない話が随分と長くなりました。こんなに多くの人が苦しんでいるのだから花粉菩薩とかいてもいいと思う。薬師様だけで花粉のことまで担うのは大変だと思うので。いや、もしかしたら私が知らないだけで世界のどこかにはおられるのかもしれない…。

 

春。そう、春なんですよ。もうすぐお子さんたちは春休みですね。春休みは宿題って確かあんまりないはず

 

ということで読書なんていかがでしょう。今回は東本願寺出版より発売中の仏典童話という本の中から仏教にまつわる童話を一つ紹介したいと思います。

要約して短めにするとこんなお話です。短くしたことでわかりにくくなってたらごめんなさい。

 

【白い小鳥】

アソカの木、ジヤンブの木、菩提樹などのそびえる美しい森の中で少年少女たちが遊んでいます。

どこからか美しい鳥の声が聞こえてきました。子どもたちは遊ぶのを止め、耳をそばだてて聴き入ります。しかし突然そのさえずりはピタリと止まります。振り返ると一人の少年が、翼を傷つけられ血の滲んだ小鳥を抱いていました。

その少し後で別の少年が

「その鳥は僕のものだ、返せよ」

と大声をあげて追いかけてきます。

「僕が石を投げて落としたんだから僕のだよ!」

すると

「落とした方のものだ!」

「見つけた方のものだ!」

と子どもたちは言い争いを始めてしまいます。じっと鳥を抱えていた少年は

「早くしないとこの鳥死んでしまうよ!」

と叫びます。

見かねた年嵩の少女が

「ちょっと待っててね」

と一人の老人を連れてきます。

老人は子どもたちに語りかけます。

「話は聞いたよ、おじいさんの話を聞いてくれるかね」

子どもたちは老人の優しい瞳とおごそかな声の調子に、黙ってうなずきました。

「生きものの命はだれのものか。それは命を傷つけようとする人のものではない。命を育(はぐく)もう、いたわろうとする人のものなのだよ」

話を聞いていた子どもたちの瞳はいつの間にか、老人のそれと同じになっていました。

 

 

と、こんなお話です。

大人が読んでもハッとさせられるなと思いました。原作はもうちょっと長いのでお時間あったらそちらを読んでみてほしい

善悪の区別がつかないほどの小さな子どもに限らず、大人でも時に自分可愛さで人を傷つけてしまうことが時にはあるかもしれません。

仏典童話には、他にも人としてどうありたいか見つめなおしたくなるようなお話しがいくつも載っており子どもから大人まで楽しめます。ちょっと疲れた時に1話ずつ、親子での読み聞かせ、読書感想文などにもおすすめしたい一冊です。

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