建設中の巨大涅槃仏に登った話
こんにちは。みなさんシルバーウィークいかがお過ごしでしょうか。
GO TO トラベルキャンペーンを利用し久しぶりに遠出している方、
無理はせず近場でレジャーを楽しんでいる方、まだまだ自粛生活されている方、
さまざまいらっしゃると思います。
まだまだコロナ禍とはいえ、仏像めぐりがしやすいムードになってきており、久しぶりに奈良や京都へ仏像巡りをという方ももしかしたら多いかもしれません。
日本では人々の移動が緩和されつつありますが、海外はそうもいきません。海外旅行が趣味な方は本当にたまったもんじゃないでしょう…。
かつて、私も仏教国を一人旅で巡ることにはまっていた時期がありました。
タイ、インド、ミャンマーなどの寺院や仏像を見て回り、仏教国の雰囲気を全身で体感していました。
今となってはこういう経験はしたくてもできない状態なので、とても貴重な経験だったと思います。
コロナで自粛している最中、海外に訪れたある体験をしたことをふと思い出しました。
それは……
ミャンマーに建設中の巨大涅槃仏の上に乗った体験のことです。
みなさんは涅槃仏の上に乗ったことありますか?
たぶんありませんよね?
工事関係者以外この経験をした人はほとんどいないはず。
そもそも仏像の上に登ることすら罰当たりなことなので自慢するべきことではないのですが、
なかなか貴重な体験だったのでネタも特にないですし今回はその時のエピソードを記そうと思います。
モンユワというミャンマー北部の町に世界No1の高さを誇る巨大仏があります。
レーチョン・サチャー・ムニという仏像でその高さはなんと130m!
どうしてもそれが見たくてミャンマーを訪れた。
バガンという世界三大仏教遺跡があるとても素晴らしい地を訪れた後、
ローカルバスとタクシーを乗り継ぎ4、5時間かけモンユワに到着しました。
(バガンはこういう光景が広がっているのでとてもおすすめです)
中心部からはバイクで1時間くらい。高い建物はほとんどなく、ましてや世界NO1の高さなので遠くからでもよく見ます笑。
巨大仏のあるお寺は広大な仏教施設として整備されており、たくさんの訪問者であふれていました。
圧倒的な大きさの仏像の中を胎内巡りをしたり、周辺にある仏像群を見たりと思う存分堪能。
旅の目的を達成し大満足な気持ちで帰路についた。
バイクタクシーに乗り帰っている途中、建設中の敷地内に何かがチラッとみえました。
私の仏像センサーが同時に反応笑
これは!いかねばならぬ。と思いバイクを止めてもらい行ってみることに。
涅槃仏キターーーーーーー!
でっかい!!!
動き出す前のガンダムくらいでかい!
巨大涅槃仏のまわりには誰もいない。
バイクタクシーのおじさんに聞いたら「見てきてきてもいいよ」(多分)とのことだったので、
罰当たりということは承知の上で胸の上にあがってみた。
胸から足にかけてはなかなかフラットさ加減である!テニスくらいならできそう。
全長50mくらいはあるだろうか。そして犬!!
顔のところだけ屋根があるのはせめてお顔は濡れないようにという心配りだろうか。
写真を撮るだけ撮ってバイクで帰路についた。
海外一人旅はぼられたり騙されたりしょっちゅうだが、
こういう予期せぬ良い巡り合わせがあるからやめられないのである。これもまた仏縁。
早く海外一人旅が自由にできる日がくるといいなあ。