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各地で出会った、変わった仏像2019

今回はINAZOです。

仏像部ブログで今回私がご紹介するのは2019年に私が日本中いろんなところに旅をしその時に出会った、変わった仏像、変わったお寺などご紹介していきたいと思っております。

まずはこちら愛媛県松山市にある、だるまのお堂です。数年前にも訪問していましたが、まだ健在なのかどうか気になって松山に宿泊をしたので、そのついでに生存確認のつもりでいきました。

まだあった!

だるまを祀るお寺は数あれど、見ていただいた通りここはお堂自体がだるまなんです。

そしてそのだるまの顔は可愛いさと気持ち悪さの中間の、なんとも言えないエモい表情を浮かべています。

正式名称は「梅渓山達磨寺」というそう。
このお寺の近くには石手寺という、独特の雰囲気を放つお寺があり、松山市のお寺にはこいうったユニークな空気が流れている気がします。

愛媛県の有名な観光地である道後温泉からもすぐ近いので皆さんも道後温泉に行くことがあったらぜひ訪ねてみてください。

つづいてこちらは仏像リンクで開催している初心者見仏会・仏像ブラ参りで訪ねた、埼玉県加須市にある保寧寺というお寺の入り口にあった石仏たち。

地獄の閻魔や奪衣婆など本来はとっても怖い存在である仏像たちですが、ここの石仏に描かれた彼らは子供が落書きで描いたようなほっこりする表情。

閻魔や奪衣婆だけでなく誕生仏や道祖神など たくさんの心温まる仏像が描かれていました。

 

ここを訪ねたのは重要文化財になっている阿弥陀三尊像ではありましたが、参加者たちの食いつきは目的の仏像以上に食いついていたように思えます(笑)

 

こちらは神奈川県川崎市にある法雲寺というお寺の境内に祀られていた馬頭観音と思しき石仏です。

 

本来馬頭観音というのは顔が憤怒の表情をして怒っている顔のなのですが、こちらの観音像はとても涼しげな表情を浮かべています。

 

一方で頭の上についている馬の首はおどろおどろしい強さを感じるような顔つきでした。

 

個人的にはドラゴンクエスト5に出てくるホースデビルというモンスターに似ているなぁと感じてしまいました。

 

 

京都の日本海側にある京丹後市にある本願寺。檜皮葺の屋根のお堂が特徴で、とてもかっこいい阿弥陀如来がお祀りされていました。そのお堂の中で際立ったこちらの像。 浄土宗のお寺なので法然上人さんなのかな。

どこかで見たことあるような雰囲気ではありませんか?私がこの像を見た時に
ちびまる子ちゃんに出てくる藤木くんを連想してしまいました藤木くんの目にそっくり。

脇侍の写実的な筋肉質なかっこいい仏像に挟まれてる点も、ギャップ萌え。

 

 

こちらは北海道から青森県に旅行した時に訪れた青森県大円寺の阿弥陀如来像。仏像自体はいたって普通の素晴らしい丈六の阿弥陀如来様なのですが、この仏像はなぜか地域の人々から「大日様」と呼ばれて信仰されています。

どこをどう見たら大日如来に見えるのだろう。このあたりもかつて中央の仏教文化から遠い場所である青森県という土地柄がもたらした信仰の名残だったりするのかもしれませんね。

 

こちらは年末、三重県に訪問した時に出会った某所の地蔵菩薩。未指定の仏像ながら明らかに平安仏の力強い面影を漂わせます。しかしよくよく見るとちょっと不思議。顔がどことなくリアリティがありすぎる表情をしています。顔から上と顔から下が一致していない気がしてしまいます。

整形しちゃったのかな、最近整形流行ってますもんね(違

 

さて最後にご紹介するこちらは北海道の札幌市の郊外、真駒内にある滝野霊園にある大悲観音です。一見こちらの仏像自体は変な仏像ではありませんが、ちょっと引いてみてみましょう。

何故か巨大なモアイ像に 足元にある観音像なんです。

 

なぜ観音像とモアイ像がセットであるのか、モアイ像なだけにミステリアスな場所ではありますが、広大な敷地にあるモアイ像は一度見の価値あり!是非皆さんも札幌に訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

こんな感じで、2019年に出会った自分が求める仏像とは少し離れてクスッと笑えたり、はてなマークを浮かべてしまうような仏像たちを紹介してみました。

 

2020年もどんな仏像に出会えるのか。これからもさまざまな仏像との出会いを楽しみに、 今年も日本各地を巡っていきたいと思います!

 

それではまた仏像部ブログでお会いしましょう〜🌟

 

がおー

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