仏像部 in 水戸、活動報告。
秋も深まる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
こたつは、もう出しましたか?肉まんは食べましたか?
海は死にますか?山は死にますか?(さだまさし「防人の詩」)
こたつは今週出す予定の肉まん大好き・たなはしっかり!です。
ちなみに、海も山も死なない(流転する)んじゃないか…と思う派です。
…はて。皆様におかれましては、よき見仏、寺巡りなどしていらっしゃることと存じますが、本日は、去る11月10日、水戸生涯学習センターで行われた「仏さまとおしゃべり第3回」feat.仏像部 についての報告をさせていただきます。
おかげさまで、無事終了いたしました!
久々の活動、そして茨城でのイベント、これまでにないお声がけということもあり、部員一同ドキドキしながら当日を迎えたのですが…
まず、会場である建物がかっこうよくてテンション上がる。
旧茨城県庁の「三の丸庁舎」。
現在は生涯学習センターや観光協会、パスポートセンターなどなどが入っております。
威風堂々、近世ゴシック建築様式の県庁舎は、1930年に建てられた茨城県のシンボル。
ロケ地としても、貸し出されている模様(茨城県フィルムコミッション)。
そして、肝心のお客の入りは…?
満員御礼!100人近い人数の方に受講していただけたとのこと。
写真からもお分かりの通り、メイン客層は茨城の地元シニアの方々。いってみれば、仏像好きの先達たち。中には、分厚い仏像図鑑を広げながら受講するスタイルの先達の姿も見受けられ、多少のプレッシャーもあったりなかったり(!)だったんですが、まあ、今回の講義の主旨は、いまだ若輩者である我々なりの「仏像の楽しみ方」を紹介すること。
さあ、恐れずいってみよう!
まずは部長から、仏像部のプロフィールと部員紹介。
当日の部員の講義テーマ一覧はこちら。
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桃さん「仏像の髪型が気になります」
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たなはしっかり!「かたちをなぞる、のススメ。」
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ニャンピョウ「漫画を通して見る仏像」
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きしだ「仏像グッズを作りはじめて身の回りに起きたこと」
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イナゾー「地方仏の魅力と楽しみ方」
打ち合わせたわけでもなく、見事に全員が違うベクトルを向いているという…みんな違ってみんないい…!
そう、仏像の楽しみ方はそれぞれなのです。それぞれの「好き」の形があって、距離の取り方があって、アプローチがある。
知識、経験によるマウンティングは不要!
(仏像に対する敬意は大前提として)楽しいほうがいい…!
それが仏像部であり、仏像部の目指す形だったりします。
話しているうちにヒートアップしてくるのがプレゼンってもので、部員の熱が伝わってか、受講者の方もしっかりお話を聴いてくださっていたのが印象的でした。
プレゼン終了後は、仏像ピクトの販売もありつつ、部員にプレゼン内容についての質問をしてくださる方も!安堵と共に手ごたえを感じた仏像部なのでした。
お近くから、そして遠方から足をお運びいただいたみなさま、司会の佐藤理香さん、生涯学習センター担当の椎名さん、ほか関係者各位、誠にありがとうございました。
今回、とても貴重な機会をいただいたことで、さまざまな気づきとやる気(!)を得られた仏像部、次の楽しいことに向けて、いろいろな仕込みをしていきたいと思っています。
かしこ。